壮年こそ空手
40を過ぎると体のそこかしこに痛みが出ます。
私は今60を目前に控えていますがすこぶる体調は良いです。これは空手のお陰だと確信しています。空手は体全体を動かすので血行が良くなることは間違いありません。体が変調をきたすのは体の潤滑油である血液の循環の悪さに起因することが多いです。いつも綺麗な血液が身体中をいつも駆け巡っている状態であれば、まずは薬や病院のお世話になることは少なくなると断言できます。私は30台後半から40台にかけてバリバリに仕事をしていた頃、結構な頻度で風邪薬やら頭痛薬を飲んでいました。しかし、ここ10年以上は薬は数えるほど(年に2、3回程度)しか服用していませんし、病院も定期健診以外でお世話になったことがありません。私たちくらいの年齢になって同窓会を行うと必ず薬や病気の話が出て、彼らが薬の名前だけで話ができるのを毎回凄いな、、と思いながらも一方で全く薬の話についていけない私を誇りに思っています。
おそらくこの先、彼らと健康面においてさらに開きが出てくることは間違いありません。人生100年時代に突入し、私たちは一昔前よりも20年近く長く生きられるようになりました。しかし、元気で20年長く生きられるのならそれはとても幸せなことですが、20年さらに体に痛みや病院と付き合わねばならい生活となると正直、寿命が延びることを心から喜ぶことはできません。空手発祥の地「沖縄」には80過ぎても元気な現役空手家が沢山いらっしゃいます。これは日々、空手を通して体全体を動かし、足腰を鍛えてきた結果に他なりません。40過ぎて、今から体を動かすというような新しいチャレンジを躊躇される方は多いと思います。しかし、これから先、元気に過ごすための「健康貯金」として今からコツコツと薬や病院に頼らない未病のための体質改善対策をしておくことは非常に大切なことと私は思います。武道全く未経験の方、何ら問題ありません。少しずつ丁寧に指導してまいります。ぜひ、まずは体験にいらしてください。