空手で見つける本当の自分:時間管理と意識の変革

空手の道場は、単なる技術を学ぶ場ではありません。
それは、自分自身を見つめ直し、成長するための貴重な場所です。

道場に通う中で、指導者として門下生の様々なことに気づきます。
例えば、道場に到着するタイミングを観察して、その人の意識の表れが見て取れます。
稽古が始まる15分前に来る人、10分前に来る人、開始時にピッタリ来る人、そして稽古が始まってから5分後に到着する人。それぞれの到着時間の違いは、その人の時間に対する考え方や意識を映し出しています。

興味深いことに、稽古開始ギリギリに到着する子たちは「遅れてすいません!」と謝ることが多い一方で、10分遅れの子たちは「電車が遅れた」とか「電話がかかってきた」など、様々な理由を述べることが多いです。
中には謝ることすらしない場合もあります。

[[red;ここで重要なのは、言い訳をする前に、まず「すみません」と素直に謝ることが大切だということです。
遅刻を繰り返す人は、外的な要因を理由にしがちですが、実際には「時間の使い方」が根本的に間違っていることが多いのです。]]

時間を効率的に使うためには、10分でできることを15分、20分でできることを30分と少し余裕を持ってスケジュールを組むことが大切です。そして1つの行動を終えた後、次の行動に移るためには、そこにも必ず余裕を持った時間を設ける必要があります。スケジュールが遅れてしまうのは、単に計画がずれているからではなく、時間の管理そのものに問題があるからです。

また、私は道場で門下生たちに「やたらに謝らないで、自分の意識を変えよう」と言っています。
遅刻などの問題は、謝ること自体が大切なのではなく、むしろその背後にある自分の意識の低さを改めることが重要です。

稽古前に間に合うようにしっかり準備をしておけば、謝る必要もなくなり、他の人の貴重な時間を奪うこともありません。自分の意識を変え、時間を大切にすることが、空手を通じて得られる大きな学びの一つです

空手を習うことで、技術だけでなく、自分自身の時間の使い方や意識の持ち方を見つめ直し、成長する機会が得られます。あなたもその一歩を踏み出してみませんか?

いつも遅刻をしている人、
時間がいつも足りないと感じている人、

是非、一度道場にお越しください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です