「武道と親孝行」
親孝行をしたいという気持ちは、誰しもが抱くものですが、50歳を過ぎるとその思いが「今、親孝行しないと…」という強迫観念に変わることもあります。
幸いにも私の両親は健在で、そのこと自体がどれほど幸せなことかを日々感じています。
親孝行にはさまざまな形があります。
[[green;-旅行に連れていってあげる。
-おいしい料理を食べてもらう。
-マッサージをしてあげる等々、、、、]]
あまり深刻に考えず、なんだって親が喜べばそれでいいと思います。
私が最近考えている親孝行の方法は、自分自身の成長を通じて感謝の気持ちを示すことです。
その一環として、空手を習うというのは親孝行としてとてもいいものだと思います。

空手を通じて「生き方」を学び、自己成長を遂げることは結果的に親孝行つながるものと考えています。
空手の道場での修行は、自分を鍛えると同時に、両親に対する感謝の気持ちを形にする方法でもあります。
現在、私は空手を通じて未来の世代に「生き方」を伝授しており、その過程で自分自身も成長しています。
道場での指導は決して完璧ではないものの、門下生が一生懸命に取り組む姿を見て、本当に嬉しく思います。このように、自分自身を高めることで親孝行の一環とするという考え方もあると思います。
また、私の両親が自分自身を大切にしている姿勢から、多くのことを学びました。
自分を大切にすることで、周りの人々も安心し、元気づけられるというシンプルで素晴らしい生き方を見習っています。
空手の修行を通じて、自分を磨きながら、その感謝の気持ちを親孝行として示していきたいと思っています。
私たちの空手道訓は4つありますが、最後4番目は「空手は父母を敬いて、世のため人のために尽くすもの」とあります。
親に対してあなたは常に感謝の気持ちを持っていますか?
自分の至らなさを親のせいにしていませんか?
思い当たる方はぜひ道場にいらしてください。